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*概要 [#q9828a54]
-鬼斬の入力パラメータの指定,および出力は基本的にXML形式で行われる
--入力パラメータのデフォルト値は,Defaultparam.h 内でXML 形式のC文字列として記述されている
--入力パラメータの指定は,コマンドラインからのXML ファイル名指定と,値の指定によって行われる.
-入出力パラメータの管理や取得,出力はParamDB クラス,およびその関連マクロによって行う.
*XMLのフォーマット [#a64c8bf0]
-パラメータXML の概要は以下の通りである
-各ノード以下の詳しい説明については,それぞれの解説ページを参照
**構造の概要 [#m56a93e9]
-Session
--Emulator
---エミュレータに関する設定を記述
---起動するプロセスのパラメータ等はここで設定
--Simulator
---シミュレータに関する設定を記述
---実行命令数なども,このノード以下で設定
--Environment
---実行環境に関する設定を記述
---実行パスの設定や,出力ファイルの設定などを行う
--Result
---実行終了後,実行命令数やキャッシュヒット率などの実行結果が格納される
---Defaultparam.h 内では空になっている
*入力パラメータのデフォルト値 [#x2aebeef]
-パラメータのデフォルト値は,Defaultparam.h 内でXML 形式のC文字列として記述されている.
--各クラス内部で直に記述は行わない
-Defaultparam.h を直接編集するのは大変なため,XML ファイルとの変換スクリプトを使用してXMLファイルに変換を行った上で編集を行うよと良い.
*パラメータの指定方法 [#n498d9a9]
-パラメータの指定方法には,以下の2通りがある
--外部XML ファイルの読み込み
--特定のノードの値の指定
-同一ノードに対して複数の指定が行われた場合,後から指定を行ったものによって値が上書きされる
**書式 [#c6087128]
***外部XML ファイルの読み込み [#p40d1659]
-実行ファイルの後に,ファイル名を裸で記述
-複数指定することが可能
a.out fileName0.xml fileName2.xml ...
***特定ノードの値の指定 [#x8566c1f]
-'-x'オプションに続けて,"パス名=値"の書式で記述
--パス名は,XPath 形式のサブセットとなっている
-以下は,出力XML ファイル名を'out.xml'に指定する場合の例
a.out -x /Session/Environment/OutputXML/@FileName='out.xml'
*ファイルのインポート [#cbdcc4ec]
**ファイルのインポート [#q45b47d9]
-以下の書式で他のファイルをインポートすることが可能
<Session>
<Import>
<File Path="~"/>
</Import>
</Session>
-ファイルの優先順位は,"インポートしたファイル">"インポートされたファイル"
-このときのパスはImport文が書かれているXMLファイルを基準とした相対パスで指定